暫しの安息
先月の中旬、凡夫は東京に一泊で出張
朝、駅まで私も一緒に荷物を持って同行します。
凡夫は膝の具合が悪く、歩くのが大変なのです
エレベーターを利用して、新幹線のホームまで送ります。
東京駅には、娘がホームまで迎えに来てくれる予定なので、何とか会場のホテルまでは安心
娘から、時間に余裕があったので、ゆっくりお昼を食べ、コーヒーを飲んだ後、ホテルの受付を済ませたという連絡。
後は大丈夫でしょう
翌日の夕方、もうそろそろ帰る時間かな、と思い待っていますが、なかなか帰って来ません。
新幹線が遅れたのかしら?と思っていると、1時間ほどして、電話が入りました。
凡夫の声で「ちょっと来てくれないか」・・・とのこと
すぐタクシーで駅に向かいます。
通路に凡夫の姿がありました。
帰りは荷物を、ホテルのフロントで宅配便で送るように言っておいたのですが、 足元にカバンが・・・
荷物は同じ会議に出席した人が持ってくれたとのこと
何とか新幹線に乗り、駅までは来たものの、ついに歩けなくなったようです
肩を貸しても足が動かなく、駅員さんに車いすをお借りして、タクシー乗り場まで行き、帰路に付きました。
駅員さんは車いすを押してくれて、親切な対応でした。ほんとに嬉しく思いました
あれから、凡夫は杖を使うようになりました。
今まで凡夫が一人でしていた事が出来なくなり、私の仕事になりました
重い荷物は持てないのです
膝の変形はどうやら手術の必要がありそうなのですが、94歳の同居の義母の介護と、仕事があり、今すぐには難しい状況
でも、一時期のひどい状況は落ち着き、杖に頼りながら、歩いて買い物などもできるようになりました。
そして、昨日、今度は盛岡に一泊で出張
今度は荷物はリュックに入れ、杖を持って出かけました。
夕方、無事に帰ってくれることを願います。
人生の夕暮れ、ゆっくり足を延ばして、沈みゆく夕日を楽しむにはまだまだ時間がかかりそうです。
これからしばらくは、子供たちのサポートを、と思っていましたが、どうやらそれ以上の仕事がありそうです。
生活の変化に対応できる、体力を維持したいものです。
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