ガウディーの傑作 ~グエル公園・カサ・バトリョ~

 サグラダファミリア観光後、タクシーでグエル公園に向かいます。

 グエル公園は山手にあり、地下鉄などの公共の移動手段では不便な場所にあります。

 バルセロナのタクシーは比較的安く、かつ良心的で、旅行者の交通手段としてはとても便利です。

 有名な、公園入口にあるトカゲ君
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ガウディは、朝夕、このドラゴン?に、「おはよう、行ってくるよ。」「ただいま、今日もいい日だったね」と声をかけたとか・・・?

 正面の入口
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 グエル公園は、グエル氏がガウディに依頼して、イギリス風の庭園住宅街を作る予定でしたが、市街地から離れていたこともあり、便の悪さから全く売れず、買ったのはグエル氏とガウディ二人だけだったようです。
 その後、市に寄贈され、公園として開放されたそうです。
 かつては無料だったようですが、今は入場料8€、時間の予約も必要でした。
 破砕タイルの装飾や、ガウディらしい曲線で作られていて、おとぎの国の公園のようでした。

 テラスの上から
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 絵本に出てくるお菓子の家のようですね。
 右側も同じような家ですが、工事中のようです。

 公園には110mに及ぶ曲線の長椅子があります。
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職人さんに座ってもらい、曲線を作成したという椅子は、確かに座り心地はよく、破砕タイルの装飾も華やかできれいです。

 こんな景色も
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斜めの柱はヤシの木をイメージしたとか
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 斜めの通路も不思議な空間です
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 次もガウディの作品 「カサ・バトリョ」
 カサ はスペイン語で家、実業家バトリョ氏がガウディに依頼して建築した邸宅です。
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 装飾には、破棄されたガラスやタイルが使われているそうです。
 バルコニーが仮面舞踏会の仮面に見えますね。
 あるいは、骸骨に見えるという見方もあるようです。
 ともあれ、曲線に満ちたガウディの傑作を堪能しましょう。
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 入口付近、皆さんガイドフォンを手にしています。
 階段の手すりも手に馴染む形になっています。

 中の造りもきれいな曲線
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 建物の内部、採光を考慮して、タイルの色が上の方は濃く、下の方に行くに従って薄くなっています。
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 暖炉も丸い
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 ステンドグラスの窓
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 渦巻く天井
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 これらは、波打つ水をイメージして創った作品だそうです。

 木の扉が開閉して、通気口の役目のしています。
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 屋上に出るとこんな作品が
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 既成概念を打ち破る、ガウディの傑作に圧倒されました。

 ~こんな話が本に載っていました。~

 今夜、ガウディ氏は、新しい家に不満を持った住民をなだめるために、ミラ邸にやってきました。
 「ねぇ、建築家さん」と婦人。
 「きっと、あなたは天才かもしれません。でも、この家、壁は曲線だし、天井なんて、アパートに居るというより、どこかの洞窟にいるみたいですよ。
 家具や絵を設置することも出来ない。
 私のグランドピアノは音楽室には入らないし!
 いったい、ピアノはどこに置いたらいいのですか?」

 ガウディ氏は、眉を吊り上げ、忍耐力の限界を感じながら、
 「ご婦人、それならいっその事、バイオリンを弾いたらどうです?」と答えました。


~建築一筋のガウディ氏を語るにふさわしい一説のように思いました。
 芸術には疎い私ですが、ちょっと共感するものがありました。
 バルセロナの街中の本屋で見かけた、日本語の本の中の一説です。
 娘は痛く感動し、すぐさま、この本を買い求めました。
 ガウディ氏は優れた建築家でしたが、服装にはあまり拘らず、質素な身なりをしていたため、電車に轢かれたとき、浮浪者と思われて、手当が遅くなり、亡くなられたとの事です。
 芸術音痴の私も、ちょっとガウディファンになった日でした。

  カサ・ミラは中には入らず、外観だけ見てきました。
  地中海をイメージして建築されたといいます。
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 現在も住人が居るそうです。

 
 

 
 

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