イタリア旅行~コロッセオへ~

 テルミニ駅からB線で約5分、コロッセオ駅で降ります。

 古代ローマ遺跡を代表する巨大な円形闘技場です。
剣闘士同士、又は剣闘士と猛獣との死闘が行われていました。
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 鉄骨を使わない、火山灰を利用したコンクリートの建物です。
 今まで、多くの地震や災害で崩壊しなかったのは、この円筒形が力学的に安定していたから、との事です。
 キリスト教の普及や、帝政の衰退など、いろいろな環境の変化から、この残酷な催しが行われなくなり、しばらく忘れられていたようです。その後、中世に入って、教皇が建物を建てる時、ここの外壁を使うようになり、石切り場となります。
 外壁の半周分が無いのはそのためです。
 外壁の大理石はサン・ピエトロ大聖堂にも使われたそうです。
 そのため、亀裂が入り、修復工事が必要になりました。 現在、補修工事が始まっていて、左側面に鉄骨が組んであります。

 観光用の馬車がいっぱい待機していました。
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 受付の通路には行列ができています。
 私達は「ローマパス」があり、左側からスムーズに入場できました。
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内部はコンクリートの洞窟に入ったような感じを受けます。

 初めて見るコロッセオの中は・・・
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 巨大な建造物である事にびっくりします。
 何世紀もの昔に、これほどの大きなコンクリートの建物を作った事に驚くばかり。。。
 天井はありませんが、当時はロープを使って天幕を張り、日差しを防ぐ仕組みがあったそうです。
 ちなみに、皇帝席は一日中、直接日差しが射さないよう設計されていたそうです。
 皇帝の権力、恐るべし。。

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 今は地下がむき出しになっていますが、当時は厚い板が敷いてあり、その上に砂を敷き、闘技の後、血に染まった砂を入れ替えたそうです。
 
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 地下に動物を入れておき、闘技の際はエレベーターの仕組みを使って、闘技場に動物を登場させたのだそうです。真ん中の、今は苔か草で緑になっている部分が仕切られて、そこにライオン、牛などの猛獣が入れられていました。

 通路にこんな絵がありました。
 当時の様子を描いた物です。
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 戦いの様子や、エレベーターの仕組みなど、当時の作業の様子が解ります。
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 観客の様子
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 当時はそれ程の娯楽は無かったのかもしれませんが、殺し合いを見るのを娯楽にしていた事を考えると、ちょっと考えてしまいます。
 中世を通し、長期に渡り、採石場になっていたコロッセオですが、18世紀半ば、ローマ教皇ベネディクトゥス14世により、聖地として保存されるようになり、現在に至っています。
 
 通路
 
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 一角に十字架が立ててありました。
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 思った以上の壮大な建造物でした。
 ローマ水道から水を引き入れ、模擬海戦も行われたと言う事です。
 古代ローマ文化のレベルの高さも実感しました。
 感動のコロッセオ観光の後、私達は、街歩きをしながら、先日入れなかった「パンテオン」を目指します。
  
  
 



 

この記事へのコメント

2014年03月09日 13:05
20年ぐらい前に来た時に中に入ったので、今回は入りませんでした
でもブログを拝見していると、やっぱり入れば良かったと後悔しています!
20年も前の事はだいぶ忘れちゃっていましたからね・・・
マーメイド
2014年03月09日 20:22
ゆけむりさん、こんにちは♪
20年前に中に入ったことがあるんですね。
現在とあまり変わりないのでしょうか?
私達は初めてでしたので、その壮大さに驚いてきました。
鉄骨を使わないコンクリートの建物の堅城さにもびっくりしています。
何千年もの前の遺跡がこうして残っているのはすばらしい事ですね。
2014年03月10日 06:32
おはようございます。
コロッセオの中は素晴らしいですね。
私も、昨年夏に訪れたのですが、中へは入りませんでした。
というより、団体ツアーだったため、コロッセオにはバスを下車して数分の観光しか設定されていませんでした。
貴ブログを拝見して、次回ローマに訪れた時はゆっくりと中をみたいと思いました。
マーメイド
2014年03月10日 21:20
OZMAさん、こんにちは♪
私たちは今年の年末年始にかけて、イタリアを訪れました。冬なのでシーズンオフだろうと思っていたのですが、ずいぶん混んでいました(*^∀^*)
写真でしか見た事がなかったコロッセオの中に入れたことはいい体験でした。
ツアーではなく、個人旅行でしたので、時間が自由になり、中に入って観光してきました。
実際に目でみて、感動してきました。
次回ローマを訪れる機会がありましたら、ぜひ中に入って見て下さいね(^_^)